とじる
2016年05月26日

リトミック④

リトミック教育の中に、即時反応表現という項目があります。

何を表現するにも音楽をよく聴き、その音楽の変化に即時的に反応しながら表現していきます。

いろいろありますが、簡単なところでは、音楽が流れていて、音楽が止まったら自分も止まる、音楽の途中で高い音がなったらジャンプをする、低い音がなったら座る、などです。

即時反応表現は、次は何、その次は何、と決められていないので、その時々で自分で考えて、判断したうえで、表現していかなければなりません。

これが集中力や反応力を高め、それらの力を終結させて表現行動へと導いていくのだそうです。

又、即時反応を行っている際、失敗をしたとしても、その都度自分で修正をし、最終的には達成できるようになる。

その小さな積み重ねを何度も繰り返すうち、いずれ人生の中で大きな失敗があったとしても、自分で解決策を見つけ、立ち直ることのできる力をつけることができるのだそうです。

最小限の力で最大限の効果を上げられるような感覚を身につけることが、即時反応表現のねらいなのだそうです。

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