とじる
2016年04月12日

家での練習②

以前、あるセミナーで、「うちの生徒は全然練習しないので、とおっしゃる先生がいますが、それは教師側の力不足ですよ。」とおっしゃっていました。

耳の痛い言葉でした。

生徒が自分から練習をするような工夫をしないといけないとおっしゃっていました。

生徒が練習するもしないも先生の腕次第ですよと。

確かにおっしゃる通りですよね。

その日の合格できた数によってシールをはったり、練習をしてきた分だけマスに色を塗ってもらって、たまったらちょっとしたご褒美を渡したりしているのですが、それも練習を頑張る目標にはなっているのかな?!

でもやっぱり、自分でこういうふうに弾きたいから練習をしようと思えるのが一番ですね。

ご褒美目当てだとなんとなく椅子に座って何回か適当に弾くとか、何分間かだけとりあえず指を動かしておくみたいな。

内容のない練習をしてくる子がいるので、時間がもったいないなと思います。

どのような練習をしてきたかはこちらにはすぐにわかってしまうので、一応練習をしてきても今週はあまり集中して練習をしなかったでしょ、ということになってしまいます。

そういう意味では、今は発表会前でみんな少し本腰を入れるようになってきたので、みんなとても内容のある練習をしてきてくれて、やっぱり何かあるとないとじゃ全然違うので、目指すものがあるって大切だなと思います。

DSC_0175