とじる
2016年04月14日

家での練習③

内容のない練習をしていたのでは意味がありません。

小さい子や習い始めの子は練習をする習慣をつけてもらうために、少しでもピアノの前に座ってもらうことは大切なことですが、ある程度弾けるようになってきた子は意味のない練習をしないようにするために、よく練習をするところや、こういうふうに練習をしてねということを付箋に書いて楽譜に貼っておきます。

楽譜に直接書くこともあるのですが、発表会の曲のように長い間練習をしないといけない場合、上手になって必要がなくなる箇所もでてくるし、できていない場合でも、毎回同じことが書いてあると新鮮さがなくなってそれに意識がいかなくなってきてしまいます。

言えば教室ではできるのに、家に帰ってきちんと練習をしないと、次に来た時にはまたできなくなってしまっています。

そして、あまり何度もそれを繰り返していると、怒られます(^-^)。

昔、自分も先生に言われましたが、二度までは聞いていなかったのかなと思うけど、三度言われるということはやる気がないってことだよと。

かなり大きくなってからも言われた記憶があるので、よっぽどまじめに練習をしていなかったのでしょう(^-^;)。

人間は忘れる生き物です。何かを覚えようと思ったら長い長い時間が必要なんですね。

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